» 2017 » 2月のブログ記事

私は大学4年生の時に運転免許を取りました。

その頃やはり教習所に通っていた同じ大学の男子とどちらが早く免許を取れるかで、ケーキを掛けて競争しました。

彼と私は違う教習所に通っていたので、技能が取れる確率が違いました。更に年末だったので、みんな年内に取ろうとするので、なかなか空きがありません。

彼の方は大体毎日乗れたようで、結局私が数日遅れてしまい、彼にケーキをおごらなくてはならなくなりました。

東京の広尾に私の好きなケーキ屋さんがあったので、そこへ行こうと思いました。私の家には車が無かったので、彼が買った中古の車で池袋辺りから広尾まで2人でドライブすることに。

2人共初心者ですから、初心者マークを前後にしっかり貼りつけ、行きは彼が運転しました。

若いと言うことは怖いもの知らずで、お互い免許取りたての身でも怖いという気持ちは全然ありませんでした。

お互いの運転が巧い方なのか、下手なのかもわかりませんが、とに角試験には受かって免許を取れているのですから、安心といえば安心でしょうか。

また、彼は無謀な運転をするタイプとは正反対の性格だったので、その点は良かったと思います。

行きは彼の運転で。

ある大きな交差点を走っている時、黄色信号になりました。

そのまま彼は進みましたが、途中で赤になり、彼の車だけが交差点の中にほぼ1台分出る格好になってしまいました。

これでは他の車の邪魔になってしまいます。2車線か3車線の大きな道路だったので横を見ると、隣の車線には車が前の方にいるだけで開いています。

そこで、私は彼に、「ちょっと下がってあの車線につけよう」と言いました。

すると、彼は何を思ったか、ダーッとバックをして、交差点のど真ん中に停車したのです。

私は「下がって」とは言いましたが、確かに隣の車線を指さして「あの車線につけよう」と言ったのですが・・・。

私はビックリしましたが、もうこちらは赤信号だし、青信号の方の車が大量に走り出した後なので、もうそこにいることしか出来ません。初心者マークを付けていましたから、他の車も「しょうがないな」と思って見ていたことでしょう。

それから彼に私の意図を説明しても無駄なので、私も黙って信号が変わるまで待ちました。大きな交差点だけに、なかなか信号が変わらないので何となくハラハラしました。

ケーキ屋さんで2人でケーキを食べ、帰りは私が運転していい?と聞くと、彼がいいと言ってくれたので、私が運転席に座りました。

エンジンを掛けた途端のことです。いきなり車が後ろに動き出しました。私はどちらに動いているかも何が起こっているかも一瞬わかりませんでしたが、取りあえずブレーキを踏んだのは奇跡でした。

すぐ後ろにも車が停まっていたからです。

何が起こったのかというと、彼は行きに駐車した時、教習所で習った通りギアをバックに入れて車を下りたのです。

ところが、私は普段彼氏の車を運転させてもらっていたのですが、その彼氏が、駐車する時バックに入れずニュートラルにして降車していたので、私もそうしていたのです。

ですから、エンジンを入れても動くはずがないと、ギアの確認もせずに勝手に思い込んでいたのでした。危なく後ろの車に激突するところでした。

行きも帰りも何だかしまりのないドライブでしたが、とに角事故らず、怪我も無く、命を落とすことも無く帰れて本当に良かったです。ケーキも美味しかったです。